D.8 属州ブリタンニア

Roman Britain was the period in classical antiquity when large parts of the island of Great Britain were under occupation by the Roman Empire. The occupation lasted from AD 43 to AD 410.

1-5世紀のイギリス

紀元40年頃~410年頃まで、ブリテン島の南部はローマ帝国の属州だったので、この時代を「ローマン・ブリティッシュ時代」などと呼びます。ローマ人は、支配下に置いた地域と周辺諸島を「ブリタンニア」と呼びました。おなじころ、現在のアイルランドにあたる地域はゲール人が侵略して定住していました。 ローマ帝国の支配は、現在のスコットランドにあたる地域には及びませんでした。ローマは侵攻を試みますが謎の民族ピクト […]

中世(前期)のヨーロッパの服装【女性編】

このページは、中世(前期)のヨーロッパの服装【女性編】です。 中世ヨーロッパの服装の「概要」および「男性編」は下記リンク先を参照してください。 中世前期の「女性」の服装 西ヨーロッパにおける女性の服装は中世前期を通じて変化しました。ローマ帝国外部から侵入したゲルマン系民族はローマ後期の文化をいくらか踏襲し、これは衣服においても同じでした。 チュニックとペプロス 肩にピン留めして固定するチューブ状の […]

[詳しく]2世紀のイギリス

2世紀のイギリス南部は、ローマ帝国の支配下にあり属州ブリタンニアと呼ばれていました。おおよそ現在のスコットランドに相当する北部は征服されず、昔ながらの部族が暮らしていました。 イギリス(ブリタンニア)は、ローマ帝国最北の国境地帯でもあり、重要な地位を占めていたことから多くのローマ軍隊が駐留しました。イギリス(ブリタンニア)は外部からの攻撃を受けることが多かったため、ローマ帝国は防衛に尽力しました。 […]

中世(前期)ヨーロッパの服装【概要】

このページは、中世(前期)のヨーロッパの服装【概要】です。 中世ヨーロッパの服装の「男性編」および「女性編」は下記リンク先を参照してください。 T型のチュニック 初期の衣服は単純なT型チュニック この時代、人々は何世紀ものあいだ単純なT型のチュニックを着用していました。 11世紀以降に仕立屋の職業が定着しはじめ、12世紀の上流階級では身体にフィットしたラインに長い袖の服が着用されるようになります。 […]

[詳しく]4世紀のイギリス

4世紀のイギリスは、現イングランドに相当する南部がローマ帝国の支配下にあり、ブリタンニアと呼ばれていました。現スコットランドに相当する北部にはローマ帝国の支配は及んでおらず、昔ながらの部族が暮らし、また他の地域から渡来したとみられる部族も定着したようです。 4世紀はローマ帝国が徐々に衰退をはじめる時期です。外敵からの攻撃の影響も大きく、混乱状況が続いていました。 4世紀半ば、ローマ帝国はキリスト教 […]

中世(前期)のヨーロッパの服装【男性編】

このページは、中世(前期)のヨーロッパの服装【男性編】です。おおよそ400年~1100年頃を想定しています。 中世(前期)ヨーロッパの服装の「概要」および「女性編」は下記リンク先を参照してください。 チュニック 単純なカットの四角い布地 衣服の主流はチュニック( tunic )でした。四角い布地に首を通す穴を設け、サイドに袖を縫い付けるという単純な造りです。 富裕層が着るチェニックは丈が長く、色鮮 […]

[詳しく]1世紀のイギリス

紀元43年にローマ軍がブリタンニア侵攻に成功して以来、1世紀のイギリスは徐々にローマ帝国の支配下に置かれました。ただしブリテン諸島(現イギリスを構成する主要な島々)の全土が征服されたのではなく、おもに本島の南西部~現イングランドにあたる地域が、ブリタンニアとしてローマの属州となりました。 ローマ帝国は、ブリタンニアを地理的に制御するために、多くの建物を建て、道路や橋などのインフラを整備しました。征 […]

[詳しく]3世紀のイギリス

3世紀のイギリスは、おおよそ現イングランドに相当する地域がローマ帝国の支配下にありブリタンニアと呼ばれていました。ローマ帝国は外敵からの攻撃や内乱などの影響で不安定な状況が続きました。 3世紀のイギリスの主な出来事は次のとおりです。 ブリタンニアが2州に分けられる ピクト人が記録にあらわれる ブリタンニアがガリア帝国の一部となる ガリア帝国の崩壊でブリタンニアはローマに再吸収される カラウジウスら […]

映画&ドラマ:古代~中世(前期) 編

イギリスが舞台であったり、イギリスに関連すると思われる映画・ドラマを紹介しています。このページは「古代~中世初期編」です。ローマ支配期・ローマ撤退後の暗黒期・アングロサクソン七王国時代・バイキング時代が舞台の作品を掲載しています。 ブリタンニア(Britannia) ボウディカ(Warrior Queen) ブリテン島の南部がローマの属州となっていた時代が舞台の映画です。暴君ネロの治世下で、ブリテ […]

《 本の紹介 》

オックスフォード ブリテン諸島の歴史〈1〉 ローマ帝国時代のブリテン島。前1世紀から5世紀まで、カエサルの来島から古代の終焉期までのブリテン島の実相を、政治・経済・環境など様々な視点から描き出す。

海のかなたのローマ帝国 増補新版 古代ローマとブリテン島。ハドリアヌスの長城など、ローマ時代の遺跡・遺物が多数現存するイギリス。

ケルト文化事典 古代から近現代まで、ケルト文化圏の歴史・文化・社会・宗教・ 文学・言語・美術について網羅的に解説。

ブリタニア列王の事績 ジェフリー・オヴ・モンマスの『ブリタニア列王史』を英雄叙事詩に翻案した幻のアーサー王物語。本邦初訳作品を読みやすい散文訳で。

ブリタンニア物語 皇帝コンスタンティヌスが撤退したブリタンニア属州では、残された帝国の人々と蛮族が争いを続けていた。

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