A.2 特集

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【女性編】18世紀末~19世紀初頭の服装(摂政時代)

摂政 / リージェンシー 時代の女性の装いについて整理しました。社交に忙しい上流階級のレディは、1日に3~4度ドレスを着替えることがあったかもしれません。予定のない日であっても、上流の家系ならディナーのために着替えるのが普通でした。

【男性編】18世紀末~19世紀初頭の服装(摂政時代)

Beau Brummell は、ロンドン社交界のファッションを牽引したひとりです。当時のおしゃれな男性は彼を模倣しました。全ての男性が「ダンディ(dandy)」を目指したわけではありませんが、上流社会においてドレスコードは大切でした。

イングランド王ヘンリー2世のアイルランド侵攻

12世紀のアイルランドには小王国と比較的大きな王国が割拠し、島全体の支配権をめぐって強力な国王同士が争っていました。追放された王ダーマットは、ノルマン系貴族の支援を得て王位を奪還します。王位後継者にノルマン貴族を指名したことがイングランド王ヘンリー2世を図らずも刺激してしまいます。

「南海泡沫事件」18世紀に起きたバブル崩壊

18世紀は「合資(≒株式)会社」が注目を集めるようになる時代です。投資家は公開市場で株を買い、リスクを負って利益の分け前を得ることができます。エリザベス1世のころから始まっていた手法ですが、その規模が一気に拡大したのがこの時代なのです。そんななか、南海会社のバブル崩壊がおこります。何千もの投資者が破産し、仕掛け人の悪事が露見します。

アングロサクソン時代の宗教

ノルマン人による征服(1066年)よりも以前から、イングランドではキリスト教が信仰されていました。教会は強い影響力をもっていました。 初期…改宗と発展 サクソン人は異教徒だった ブリテン島にやってきた初期のサクソン人は、自然を崇拝し複数の神々を信仰していました。このサクソン人の信仰については、詳しいことはわかっていません。 サクソン人の宗教がどのようなものであったかは、ものや場所の名前に名残がみら […]

馬車の種類:19世紀初頭のイギリス

18世紀末~19世紀初頭に使われていた馬車を列挙します。大衆用の駅馬車から、エレガントなタウンコーチやバルーシュ、そしてスポーティなカリクル、軽量でほろなしのフェートンなど、馬車には様々の種類があります。様式やデザインも様々です。内部にベルベットやシルク、レザーをほどこして贅沢で上品に仕上げられている馬車もあれば、輸送だけを目的にしたシンプルな馬車もあります。

産業革命の幕開け-ジョン・ケイが発明した「飛び杼」

18世紀も半ばになると、新しい手法が開発・導入され、イギリスそしてヨーロッパに広がります。この変化の過程で「工業化」が進みました。ある町や市に専用の工場が集約され、工業都市と呼ばれるようになります。1733年、ジョン・キー(John Kay)によって飛び杼(Flying shuttle)が発明されました。これは従来の手織り機に改良をくわえたもので、格段に効率があがりました。また一人で操作できるため、少ない労働者で生産できるようになりました。

アン女王(Anne Stuart)

アン女王はステュアート王家最後の君主です。ジェームス2世の次女ですが、イングランド国教会を信仰するプロテスタント派です。メアリ2世の王配であったウィリアム3世の跡を継いで、1702年に即位しました。 アン女王はあまり聡明ではなかったと伝えられており、また健康面にも問題を抱えていました。 アン女王の治世に起きた重要なできごとは、イングランドとスコットランドの統一です。これまでは、同君連合ではあるもの […]

オリバー・クロムウェル(Oliver Cromwell)

クロムウェルはケンブリッジシャーのハンティンドン( Huntingdon )に、ジェントリ階級の息子として産まれました。1629年に議員になり、議会派(の独立派)としてイングランド内戦(ピューリタン革命)で活躍します。騎兵隊を率いて出世し、ニューモデル軍を率いる司令官の1人となり、「ネイズビーの戦い」で王党派を破って議会派を勝利に導きました。 敗戦したチャールズ1世との交渉は合意に至らず、またこの […]

1066年、もうひとりの候補者:アルフレド大王の直系エドガー・アシリングの人生

エドワード証聖王が亡くなり王位争奪戦の起こった1066年、エドガーが王位継承者として候補にあがりました。エドガーはアルフレド大王の直系にあたります。しかしおよそ14歳と若く、ほか3者※の強敵の出そろった時世には間がわるく戴冠することはありませんでした。ノルマンディ公ウィリアムがイングランドを征服すると、エドガーは反乱勢から擁立され、またスコットランドのマルカム3世の後ろ盾を得て、イングランド王位を主張しました。

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