z. 君主>ヨーク系

エドワード4世

エドワード4世はヨーク家出身の最初の国王です。父リチャード( Richard, Duke of York )※の意思をついで、ランカスター王家のヘンリー6世を廃して、王位につきました。 ※父リチャードは1460年の「ウェイクフィールドの戦い( Battle of Wakefield )」の戦いで命を落とした。 ヘンリー6世が復位した時期(およそ半年間)があるため、エドワード4世の在位期間は1461 […]

エドワード5世

エドワード4世が急逝したため、息子エドワードは5世として12歳で即位することになりました。治世は78日間と短く、戴冠することもありませんでした。 エドワード5世は、ロンドン塔に幽閉されて消息を絶った王子として知られいます。死因も遺体も特定されていません。 エドワード5世 治世 1483年4月9日-1483年7月25日(0年78日)護国卿:グロチェスター公爵リチャード 継承権 エドワード4世の息子 […]

リチャード3世(Richard III)

リチャード3世は、ヨーク家の最後の国王であり、プランタジネット朝の最後の国王でもあります。 12歳の甥エドワード5世を廃位し、自身が王位に就きましたが、ボズワースの戦いでヘンリー・テューダーに破れて落命します。 シェイクスピアの作品「リチャード3世」では醜い悪役として描かれ、そのイメージが後世に残されましたが、実態は少し違ったようです。 リチャード3世(Richard III) 治世 1483年6 […]

《 本の紹介 》

薔薇戦争 内乱の引き金は、本当にランカスター家による王位簒奪劇なのだろうか。ヘンリー・テューダーの即位は、イングランドに真の平和をもたらしたのだろうか。内乱の前後でイングランドの政体はどのような変化を遂げたのだろうか。

英仏百年戦争 (集英社新書) 英仏間の戦争でも、百年の戦争でもなかった。イングランド王、フランス王と、頭に載せる王冠の色や形は違えども、戦う二大勢力ともに「フランス人」だった。

中世英仏関係史 1066-1500:ノルマン征服から百年戦争終結まで 実際には英仏双方にみられるように、ノルマン征服以降、移住、経済や文化交流、あまたの対外戦争を通して互いに影響を受けつつ内部構造が形成されてきた。また支配のあり方や関係も複雑であり、近代以降の「国民国家」の概念は適用できない。

リチャード三世(新潮文庫) 魔性の君主リチャードを中心に、薔薇戦争終結へといたる権謀術数の暗部を描き、口を開いた人間性のおそろしい深淵に、劇詩人シェイクスピアが、真っ向からいどんだ傑作史劇である。

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