0.aBb. デンマーク家

デンマーク王朝 (1013-1014 / 1016-1042)

ハーデクヌーズ(Harthacnut / Hardicanute)

ハーデクヌーズは、クヌート大王と正妃エマの間に生まれました。1040年、ハーデクヌーズは、ハロルドが君臨するイングランドに侵攻する予定でしたが、その直前にハロルドが24歳の若さで急死しました。イングランドに上陸したハーデクヌーズは、すぐさま、新国王としてイングランドの人びとに受け入れられました。しかし1042年、ハーデクヌーズは廷臣の結婚を祝う宴会の最中に急逝します。

ハロルド1世(Harold Harefoot)

ハロルドは、クヌート大王と前妻の息子です。クヌートと前妻の結婚はキリスト教に則ったものではなかったので、イングランドにおいてハロルドは婚外子(私生児)という扱いになります。クヌート大王が亡くなったとき、ハロルドはいちはやく自身の王位継承を主張しました。このころ正妻エマの息子であるハーデクヌーズは、デンマークの攻防戦で忙しくしていました。この隙にハロルドは正式にイングランド王位に就くことに成功しました。

【歴代】イギリスの君主(国王・女王)一覧

「イギリス」は正式名称を「グレートブリテン王国および北アイルランド連合王国(1922年成立)」といい、4つの国から成っています。イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドです。 このページでは、4ヶ国すべての君主を掲載しています。知りたい国家および年代を、目次から選択してジャンプしてください。 日本の学校で習う世界史で「イギリスの君主」といった場合、一般的には「イングランドの君主」の […]

スヴェン(Sweyn Forkbeard)

スヴェンはデンマーク王です。986年頃、父王を倒してデンマーク王位を奪取しました。1000年にはノルウェーの大部分も支配下におさめ、1013年にイングランドへ侵攻しこれを征服しました。イングランドの征服に成功したスヴェンは、リンカンシャーのゲインズボロー(Gainsborough, Lincolnshire)に拠点を築いてイングランド支配にとりかかりました。イングランドに初めて、デンマーク系の王が君臨した瞬間です。先王エゼルレッドはフランスのノルマンディに亡命しました。しかしスヴェンは、その治世わずか数週間にして死去します。

クヌート大王(Cnut the Great / Canute)

クヌートはスヴェンの息子で、デンマークの王子でした。父スヴェンはイングランドの征服に成功して、イングランド国王の地位についた人物です。ただし即位後まもなく亡くなり、王位はふたたび旧来のウェセックス家へと戻っていました。 クヌートはイングランドを征服してイングランド王位に就き、デンマーク王位を継承し、スコットランド王をしのぎ、ノルウェーを征服してノルウェー王にもなりました。その支配域は「クヌートの北海帝国」として知られています。

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