z. できごと

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1-5世紀、6-11世紀、11-15世紀、16世紀、17世紀、18世紀、19世紀のできごと

17世紀のイギリス(年表付き)

1603年にエリザベス1世が崩御すると、スコットランド王のジェームズ6世がイングランド王に即位してジェームス1世となり、ステュアート朝が始まります。テューダー朝イングランドのヘンリー7世はジェームズ1世(6世)にとって高祖父にあたります。 彼のイングランド王即位をもって、イングランド(ウェールズを含む)、スコットランド、アイルランドが共通の1人の王のもとで治められる初めての機会となりました。彼は当 […]

[詳しく]4世紀のイギリス

4世紀のイギリスは、現イングランドに相当する南部がローマ帝国の支配下にあり、ブリタンニアと呼ばれていました。現スコットランドに相当する北部にはローマ帝国の支配は及んでおらず、昔ながらの部族が暮らし、また他の地域から渡来したとみられる部族も定着したようです。 4世紀はローマ帝国が徐々に衰退をはじめる時期です。外敵からの攻撃の影響も大きく、混乱状況が続いていました。 4世紀半ば、ローマ帝国はキリスト教 […]

18世紀のイギリス(年表式)

18世紀のイギリスはいくつもの戦争に特徴づけられます。とくに対フランス戦です。同時に第一大英帝国と呼ばれるにいたる発展と衰退を経験し、19世紀をまえに第二大英帝国の基盤が築かれました。国内の社会が成長をみせ、経済的にも安定した時代でした。 扉絵:It was commissioned by the de facto first British Prime Minister, Sir Robert […]

[詳しく]2世紀のイギリス

2世紀のイギリス南部は、ローマ帝国の支配下にあり属州ブリタンニアと呼ばれていました。おおよそ現在のスコットランドに相当する北部は征服されず、昔ながらの部族が暮らしていました。 イギリス(ブリタンニア)は、ローマ帝国最北の国境地帯でもあり、重要な地位を占めていたことから多くのローマ軍隊が駐留しました。イギリス(ブリタンニア)は外部からの攻撃を受けることが多かったため、ローマ帝国は防衛に尽力しました。 […]

イギリス:4つの国から成る国

わたしたちが「イギリス」と呼んでいる国は、正式名称を「グレートブリテン王国および北アイルランド連合王国」といいます。4つの国が集まってできています。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドです。 国名の変遷について 長い歴史の中で最も強かったのがイングランドです。中世のイングランド国王がウェールズを征服して併合し(1283)、近世のイングランド国王はアイルランドの国王をも名乗るよう […]

1-5世紀のイギリス

紀元40年頃~410年頃まで、ブリテン島の南部はローマ帝国の属州だったので、この時代を「ローマン・ブリティッシュ時代」などと呼びます。ローマ人は、支配下に置いた地域と周辺諸島を「ブリタンニア」と呼びました。おなじころ、現在のアイルランドにあたる地域はゲール人が侵略して定住していました。 ローマ帝国の支配は、現在のスコットランドにあたる地域には及びませんでした。ローマは侵攻を試みますが謎の民族ピクト […]

[詳しく]6世紀のイギリス

410年にローマ皇帝ホノリウスがブリタンニアを見捨てた時をもって、ローマによるブリタンニア支配は終焉を迎えたと定義されています。以降は文献史料が乏しく、6世紀のイギリスについては多くが謎に包まれたままです。 6世紀のイギリスの主なできごとは次のとおりです。 ベイドン丘の戦い 現存する当時の文献史料はギルダスによる「ブリトン人の没落」 アイルランド出身の宣教師らがスコットランドとイングランドに宣教 […]

[詳しく]1世紀のイギリス

紀元43年にローマ軍がブリタンニア侵攻に成功して以来、1世紀のイギリスは徐々にローマ帝国の支配下に置かれました。ただしブリテン諸島(現イギリスを構成する主要な島々)の全土が征服されたのではなく、おもに本島の南西部~現イングランドにあたる地域が、ブリタンニアとしてローマの属州となりました。 ローマ帝国は、ブリタンニアを地理的に制御するために、多くの建物を建て、道路や橋などのインフラを整備しました。征 […]

19世紀のイギリス(年表式)

19世紀のイギリスは産業革命によって大きく変化しました。19世紀はじめの国勢調査では全人口の2割だけが都市部に暮らしていましたが、中ごろには全人口の半数が都市部へ移り、20世紀が近づくころには3分の2が都市部へ移住していました。当初は農業が中心の社会でしたが、後半になるにつれ工業が一般的になりました。職人の手で作られていた品物は、機械で造られるようになりました。 扉絵:Victorian Scho […]

[詳しく]先史時代のブリテン島

イギリスの先史時代とは、人類の渡来~紀元43年のローマ軍侵攻(ローマ皇帝クラディウスのブリタンニア遠征)までを指します。 狩猟採集を主とする生活が行われていた中石器時(c. 9,000 – 4,300 BC)、海面の上昇にともなって、大陸と陸続きだったブリテンが切り離されて島になりました。農耕と牧畜を中心とする生活に変る新石器時代(c. 4,300 – 2,000 BC)か […]

《 本の紹介 》

マンガでわかるイギリスの歴史 ケルト以前から21世紀のロンドン五輪を成功させた新しいイギリスまで――本書はイギリスの歴史と文化をマンガで楽しみながらわかりやく解説した入門書です。

イギリスの歴史が2時間でわかる本 シェイクスピアやエリザベス女王など長い歴史と文化を誇り、存在感を放つイギリスの歴史をわかりやすく学べる本!

一冊でわかるイギリス史 教科書よりもわかりやすい、英国の古代~現代の歴史。

図説 イギリスの歴史 日本人にとって、イギリスは最も親しみのわく国かも知れない。ケルト以前から最新情報までを網羅した本格的ビジュアル通史。

きちんと理解するイギリスの歴史 アーサー王伝説、百年戦争、処女王、産業革命、サッチャー、ブレグジット…

物語イギリスの歴史(上) 古代ブリテン島からエリザベス1世まで

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