A.1 シリーズ

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エドワード5世

エドワード4世が急逝したため、息子エドワードは5世として12歳で即位することになりました。治世は78日間と短く、戴冠することもありませんでした。 エドワード5世は、ロンドン塔に幽閉されて消息を絶った王子として知られいます。死因も遺体も特定されていません。 エドワード5世 治世 1483年4月9日-1483年7月25日(0年78日)護国卿:グロチェスター公爵リチャード 継承権 エドワード4世の息子 […]

[詳しく]5世紀のイギリス

ローマ帝国は4世紀末に東西に分裂しました。西ローマ帝国は、外敵の侵入を防ぎきれず疲弊してゆきました。5世紀初頭、イギリス(ブリタンニア)に派遣されていた軍がひと仕事終えて撤退すると、ブリタンニアは弱体化しました。 5世紀のイギリスの主な出来事は次のとおりです。 ローマからの派遣軍がブリテン島を去る ブリタンニアの将軍コンスタンティヌスが皇帝を僭称し、軍をひきつれて大陸に渡るも敗戦 ブリトン人がロー […]

ハーデクヌーズ(Harthacnut / Hardicanute)

ハーデクヌーズは、クヌート大王と正妃エマの間に生まれました。1040年、ハーデクヌーズは、ハロルドが君臨するイングランドに侵攻する予定でしたが、その直前にハロルドが24歳の若さで急死しました。イングランドに上陸したハーデクヌーズは、すぐさま、新国王としてイングランドの人びとに受け入れられました。しかし1042年、ハーデクヌーズは廷臣の結婚を祝う宴会の最中に急逝します。

スヴェン(Sweyn Forkbeard)

スヴェンはデンマーク王です。986年頃、父王を倒してデンマーク王位を奪取しました。1000年にはノルウェーの大部分も支配下におさめ、1013年にイングランドへ侵攻しこれを征服しました。イングランドの征服に成功したスヴェンは、リンカンシャーのゲインズボロー(Gainsborough, Lincolnshire)に拠点を築いてイングランド支配にとりかかりました。イングランドに初めて、デンマーク系の王が君臨した瞬間です。先王エゼルレッドはフランスのノルマンディに亡命しました。しかしスヴェンは、その治世わずか数週間にして死去します。

19世紀のイギリス(年表式)

19世紀のイギリスは産業革命によって大きく変化しました。19世紀はじめの国勢調査では全人口の2割だけが都市部に暮らしていましたが、中ごろには全人口の半数が都市部へ移り、20世紀が近づくころには3分の2が都市部へ移住していました。当初は農業が中心の社会でしたが、後半になるにつれ工業が一般的になりました。職人の手で作られていた品物は、機械で造られるようになりました。 扉絵:Victorian Scho […]

1-5世紀のイギリス

紀元40年頃~410年頃まで、ブリテン島の南部はローマ帝国の属州だったので、この時代を「ローマン・ブリティッシュ時代」などと呼びます。ローマ人は、支配下に置いた地域と周辺諸島を「ブリタンニア」と呼びました。おなじころ、現在のアイルランドにあたる地域はゲール人が侵略して定住していました。 ローマ帝国の支配は、現在のスコットランドにあたる地域には及びませんでした。ローマは侵攻を試みますが謎の民族ピクト […]

エドレッド(Eadred)

エドレッドは、エドワード長兄王と三番目の妃の息子です。実兄エドマンド1世をついで王位に就きました。 「北欧人(バイキング)の打倒」は、もはやイングランド王家の宿命ともなっていました。エドレッドは、954年、ノーザンブリアを支配していた北欧系の王エリック(Eric Bloodaxe)の追放に成功しました。エドレッドは胃腸に深刻な病気を抱えており、これが重症化して命を落とします。30代前半であったと考えられ、結婚はしておらず、子供もありませんでした。

中世(前期)のヨーロッパの服装【女性編】

女性の衣服は、1枚以上の長そでのチュニックと、ペプロス( peplos )とも呼ばれるチューブ状の衣服で構成されていました。チューブ状の衣服はピンで肩に留めて着用します。スカンジナビア地方の洋服を特徴づけるものとして最も有名なのは「エプロンドレス( Apron Dress、trägerrock、hängerock、smokkr)」と呼ばれる衣服です。

エドワード3世(Edward of Windsor)

父王エドワード2世の廃位にともなって、エドワード3世は14歳で即位することになりました。母イザベラとその愛人ロジャー・モーティマが摂政として実権をにぎりますが、エドワード3世は17歳でクーデター起こして親政を開始します。 フランスの領有地をめぐってフランス国王と争いになり、1337年に始まった戦争は、後世「百年戦争」の第一部として知られることになります。116年後、イングランド(プランタジネット家 […]

12世紀のヨーロッパの服装【女性編】

このページは、12世紀のヨーロッパの服装【女性編】です。 12世紀ヨーロッパの服装の「概要」および「男性編」は下記リンク先を参照してください。 下着 / 肌着 シュミーズ / スモック 女性の肌着は、シュミーズ( chemise )あるいはスモックと呼ばれるチュニックで、多くの場合リネンでつくられていました。この上に2-3枚の、くるぶし丈のインナーチュニック( gowns/kirtles )を重ね […]

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