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エドガー(Edgar the Peaceful)
治世 | 959 – 975 (15年281日) |
継承権 | エドマンド1世の息子 |
生没 | c.943 – 975 (31歳) |
家系 | ウェセックス家(house of Wesex) |
父母 | Edmund, King of England & Ælfgifu of Shaftesbury |
結婚 | Æthelflæd(c.960) Ælfthryth(c.964) |
子供 | Edward / Eadgyth / Edmund / Æthelred |
埋葬 | Glastonbury Abbey(廃墟) |
年表
959 | エドガーが、マーシアおよびノーザンブリアを含むイングランド全土の王になる |
965 | ウェストミンスター大聖堂の建立 |
973 | チェスターにて、北部の諸王がエドガーを上王として承認する |
975 | ウィンチェスターにてエドガー死去 |
おもなできごと
エドガーはエドマンド1世の息子で、先王エドウィの実弟です。959年に全イングランドの王として即位したとき19歳でした。
エドガーは、先王エドウィが追放した聖職者ダンスタンをすぐに呼び戻して、最終的にカンタベリー大司教の座に据えました。ダンスタンはエドガーのアドバイザーとして活躍しました。
エドガーがイングランド王として即位したのは959年ですが、戴冠式はバース(bath)で973年に行われました。この戴冠式は、治世の開始を示すものではなく、治世の絶頂を示すものとして、ダンスタンによって慎重に計画されたものでした。この直後、チェスターに各国の王が集い、エドガーを上王として忠誠を誓ったとされています(King Edgar’s council at Chester)。
この戴冠式は、現在の戴冠式の原形となったと云われています。
チェスター集会で忠誠を誓ったとされる王たち
- スコットランド(アルバ王国)のケネス2世(Kenneth II of Scotland)
- ストラスクライドのマエル・コルイム1世(Máel Coluim I of Strathclyde)
- ウェールズの5人の王
エドガーの治世は、先王エドウィの治世と比較して、安定したものとなりました。ニックネームの「Peaceful」の由来ともなっています。
地図
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参考
Edgar the Peaceful
Kings and Queens of England & Britain
Edgar
エドウィ(Eadwig)
エドウィはエドマンド1世の長男です。先王エドレッドの甥にあたります。即位したのは16歳のときでした。
4年に満たないエドウィの治世は、諸侯や高位聖職者との争い.....
エドワード殉教王(Edward the Martyr)
エドワードは、12-13歳で即位しました。エドワードは先王エドガーの長男でしたが、父王からは継承者としての指名はなく、異母弟エゼルレッド(Æthelred)と王.....
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