摂政時代のファッション雑誌

摂政時代のファッション雑誌

摂政時代のファッション雑誌3冊を紹介します。GoogleBooksで多くのページを閲覧することができます。またファッション・プレートとよばれる繊細な色付きの挿絵は、ウィキメディアコモンズで閲覧できます。それぞれ各章にリンクを張っているので楽しんでください!

Advertisement

La Belle Assembleé
-ラ・ベル・アンサンブリー

La Belle Assemblée Fashion plate, Nov 1806 (from Oct 1806 issue)

『ラ・ベル・アサンブリー』はレディのためのファッション雑誌です。フルネームは『La Belle Assemblée or, Bell’s Court and Fashionable Magazine Addressed Particularly to the Ladies』です。ジョン・ベル(John Bell 1745–1831)によって創刊され1806年から1837年まで刊行されました。

『ラ・ベル・アンサンブリー』は、現在もっともよく知られている摂政時代のファッション・プレートです。じつは1820年代までは誌や物語、連載小説のほか政治や科学に関するノンフィクション記事、劇場のレビューなども掲載していました。メリー・シェリー(Mary Shelley)は著名な寄稿者のひとりです。メリー・シェリーは『フランケンシュタイン』の著者として有名です。

1837年以降は『Lady’s Magazine and Museum』と統合されて『The Court Magazine and Monthly Critic』となりました。

La Belle Assemblée Fashion plate, Jun 1822
La Belle Assemblée Fashion plate, May 1812 (from Apr 1812 issue)

『La Belle Assemblée』は、ここで読めます☆
Google Books – La Belle Assemblée

『La Belle Assemblée』のファッションプレートはこちら☆
Category:La Belle Assemblée

La Belle Assemblée

Ackermann’s Repository
-アッカーマンのリポジトリ

Ackermann’s Repository : England, early 19th century Prints

ルドルフ・アッカーマンによって創刊された雑誌で、1809年から1829年にかけて刊行されました。正式な名称は『Repository of arts, literature, commerce, manufactures, fashions, and politics』です。その名のとおり、芸術、文学、商業、製造業、ファッション、政治を幅広くカバーし、当時のイギリス社会におおきな影響をあたえました。1829年1月からは、ファッションに絞った雑誌に変わることが告知されますが、これは翌年9月が最後の刊行となりました。

Ackermann’s Repository : England, London, February 1, 1816 Prints

『Ackermann’s Repository』はここで読めます☆
Google Books – Ackermanns Repository

『Ackermann’s Repository』のファッション・プレートはこちら☆
Category:Ackermann’s Repository of Arts – fashion plates

ルドルフ・アッカーマン
ルドルフ・アッカーマン
目次 1. Rudolph Ackermannルドルフ・アッカーマン2. 馬車の設計者として3. 出版事業での功績 Advertisement Rudolph .....

Ackermann’s Repository

Lady’s Monthly Museum
-ザ・レディズ・マンスリー・ミュージアム

The Lady’s Monthly Museum : England, London, early 19th century Prints

1798年から1832年にかけて刊行された女性ファッション雑誌です。 フルネームは『Polite Repository of Amusement and Instruction』です。

掲載されていたのはファッション、ひとびとが関心をもっている上流社会の人物の伝記と肖像画、エッセイや詩、連載小説などです。

『ザ・レディズ・マンスリー・ミュージアム』は1798年に寄稿者について”文学界で定評のある女性”と評しています。しかし、寄稿作品に対する報酬は十分ではなかったようです。専属作家のひとりメアリー・ピルキントン(Mary Pilkington)は報酬の見直しをもとめており、とうとう『ザ・レディズ・マガジン』へ鞍替えしました。メアリー・ピルキントンは、匿名で詩や物語、伝記、社会のゴシップを書いていました。1830年からはチャールズ・ロバート・フォレスター(Charles Robert Forrester)もこの雑誌に貢献しました。

1832年に『ザ・レディズ・マンスリー・ミュージアム』は、1770年創刊の『ザ・レディズ・マガジン』と併合され『The Lady’s Magazine and Museum of the Belles Lettres, Fine Arts, Music, Drama, Fashions, etc』となって、1847年まで刊行されました。

The Lady’s Monthly Museum : England, London, April 1813 Prints

『Lady’s Monthly Museum』はここで読めます☆
Google Books – Lady’s Monthly Museum

『Lady’s Monthly Museum』のファッション・プレートはこちら☆
Category:The Lady’s Monthly Museum

参考
1795–1820 in Western fashion
Magazines of the Regency Era | Sharon Lathan, Novelist
The Time Traveller’s Guide to Regency Britain
Georgette Heyer’s Regency World