B.4 中世後期(11世紀~15世紀)

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11世紀ー12世紀のスコットランド

ウィリアム征服王 VS マルカム3世 反乱勢を支援してウィリアム征服王に挑んだマルカム3世、ウィリアムを大君主として認める結果に マルカム3世時代(Malcolm III of Scotland / r. 1058–1093)のスコットランドは、現在のスコットランドよりも狭い領域でした。北部と西部は北欧人(Scandinavian)の支配下にありました。 さてイングランド王国は1066年にノルマン […]

8世紀~12世紀のウェールズ

ウェールズは頻繁に内輪揉めの内戦を繰り返していました。アングロ=サクソン時代のイングランド※および、ノルマン征服以降のイングランド※からの圧力も受けました。/1. オッファの壁(8世紀)2. グヴィネズ王ロドリの覇権(9世紀)3. 南西の小王国の統一(10世紀)4. バイキングによる襲撃(10世紀)5. グリフィズによるウェールズの統一(11世紀) 6. ノルマン人の侵攻(11世紀) 7. ウェールズの反乱と領土の回復(12世紀)

ヘンリー3世(Henry of Winchester)

ヘンリー3世は、第一次バロン戦争の最中に、9歳でイングランド国王に即位しました。僧侶によって育てられ、敬虔なキリスト教信者となり、芸術や学術、建築に傾倒しました。ゴシック様式でウェストミンスター修道院の再建を命じたのもヘンリー3世です。聖職者や妃の影響を受けやすい意志薄弱な人物だったと評されることがあります。 治世の後半に、第二次バロン戦争が勃発し、戦に負けて捕らわれの身となりました。その間に権力 […]

ヘンリー4世(Henry of Bolingbroke)

ヘンリー4世は、エドワード3世の三男ランカスター公爵の息子です。プランタジネット本家のリチャード2世を廃して即位しました。その治世は、各地で勃発する反乱に翻弄されます。晩年は病をわずらい、ウェストミンスター修道院で祈りをささげている最中に発作がおきて亡くなりました。 ヘンリー4世(Henry of Bolingbroke) 治世 1399年9月30日-1413年3月20日(13年172日) 継承権 […]

ヘンリー6世(Henry VI)

ヘンリー6世はヘンリー5世の息子です。トロワ条約※を結んだ父王エドワードと母方の祖父シャルル6世が相次いで急逝したため、生後9ヶ月未満で、イングランド国王およびフランス国王として即位することになりました。 ※トロワ条約…1420年にイングランドとフランス間で結ばれた和平条約。 ヘンリー5世にフランス王位の継承権を認める内容で、その一環としてヘンリー5世とシャルル6世の娘カトリーヌ(キャサリン / […]

8世紀~12世紀初頭のアイルランド

バイキングはダブリンのほかにも町を築き、アイルランドそして西ヨーロッパの経済に影響をあたえるようになります。ブライアン・ボルは、事実上アイルランドを統一したとも言えるでしょう。ディアルマド・マク・マール・ナ・ムボはダブリンをも掌握しアイルランドの覇権はスコットランド沖まで拡大します。トイルデルバフはフランス、スペイン、イングランドの支配者や権力者と政治的および商業的なつながりがあり、アイルランドの存在感を示すとともに交易の発展に貢献しました。

ヘンリー5世(Henry of Monmouth)

ヘンリー5世は、ヘンリー4世の息子です。武勇に優れ、父王の治世に起きたイングランド各地の反乱をを鎮圧しました。 即位すると対仏戦(百年戦争)を再開し、アジャンクールの戦いに勝利します。1420年には、次期フランス王位の継承が約束され、フランス国王シャルル6世の娘カトリーヌを妃に迎えました。しかし息子ヘンリーが生まれて間もなく、ヘンリー5世は赤痢を患って35歳で急逝してしまいました。 シェイクスピア […]

ノルマンコンクエスト: イングランド完全征服までの道のり

ヘイスティングスの戦いに勝利したノルマンディ公ウィリアムは、イングランド国王として戴冠しました。 王位を狙う主なライバルこそいなくなったものの、ウィリアムの支配に対する反乱がイングランド各地で起こりました。ウィリアムはこの制圧に数年を費やすことになります。 ウィリアムがイングランド国王としての地位を確実なものにできたのは、主な反乱の鎮圧を終えた1072年です。ウィリアムは、反乱を起こしたイングラン […]

イングランド王ヘンリー2世のアイルランド侵攻

12世紀のアイルランドには小王国と比較的大きな王国が割拠し、島全体の支配権をめぐって強力な国王同士が争っていました。追放された王ダーマットは、ノルマン系貴族の支援を得て王位を奪還します。王位後継者にノルマン貴族を指名したことがイングランド王ヘンリー2世を図らずも刺激してしまいます。

エドワード2世(Edward of Caernarfon)

エドワード2世は、エドワード1世の息子です。カーナーヴォン城で生まれ、1301年にウェールズ大公に叙されました。ピアス・ギャベストンをはじめとする取り巻きの影響を受けやすく、無能で軽薄と評されることが多い国王です。 対スコットランド戦では「バンノックバーンの戦い」で大敗します。スコットランドは勢いを得て、独立につながりました。 治世を通して諸侯の反感を買いつづけたため、王権の縮小や、議会の発展に、 […]

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《 本の紹介 》

中世ヨーロッパの歴史 ヨーロッパとは何か。その成立にキリスト教が果たした役割とは――。ケルト的なるもの、ローマ的なるものに加えゲルマン的、東方的、ノルマン的、イスラム的等々、多様な要素を混和してヨーロッパは形成された。

中世英国人の仕事と生活 さまざまな身分の人々の役割と生活、それが中世を通してどう変化していったのかを、いきいきとした筆致で伝え、中世英国の実像に迫る。

中世のジェントリと社会 15世紀、バラ戦争の時代を生きたイングランドのジェントリの生活と、それを支える無名の人々の営みを、家政会計記録の史料をとおしてよみがえらせる。

中世イングランドの日常生活 生活必需品から食事、医療、仕事、治安まで。もしもあなたが中世イングランドを旅することになったら? 食事はどうする? お金はどうやって稼ぐ? 外での振る舞いは? 服装は?

中世ヨーロッパの騎士 (講談社学術文庫) 中世騎士の登場から、十字軍での活躍、吟遊詩人とアーサー王物語に代表される騎士道物語の誕生、テンプル騎士団などの宗教騎士団、遍歴の騎士から上級貴族にのしあがったイングランドのウィリアム・マーシャルや、ブルターニュの英雄ベルトラン・デュ・ゲクランの生涯、さらに、衰退を迎えた騎士階級が、小説『ドン・キホーテ』に最後の一撃を加えられ、近代社会の中に朽ちていくまでを描く。

紋章学入門 (ちくま学芸文庫) この一冊で、紋章の見分け方と歴史がわかる。紋章が楯に描かれたのはなぜか。どうして色が制限されるのか。成り立ちとルールがわかれば、ヨーロッパの歴史と文化がより深く理解できるだろう。

ロビン・フッドの森 森と人間のかかわりは多様であり,時代の経過とともにさまざまな変貌を遂げてきた。

写本の文化誌:ヨーロッパ中世の文学とメディア 「人の心臓より尊い」と言われた羊皮紙の世界、書記が一日に書ける分量と与えられた物質的・精神的報酬、仕事に対する書記のプライドや不満が書き込まれた挿絵や奥付、写本の窃盗事件あれこれ……。

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