D.6 グレートブリテンおよびアイルランド連合王国

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1801–1922、イングランドおよびスコットランドおよびアイルランドの連合王国

【女性編】18世紀末~19世紀初頭の服装(摂政時代)

摂政 / リージェンシー 時代の女性の装いについて整理しました。社交に忙しい上流階級のレディは、1日に3~4度ドレスを着替えることがあったかもしれません。予定のない日であっても、上流の家系ならディナーのために着替えるのが普通でした。

地主階級(ジェントリ / Gentry)の身分と職業

爵位があれば貴族ですが、爵位がなければ地主階級です。地主階級(ジェントリ / Gentry)とは貴族の下に属する階級です。上流階層(支配者層)の最下位に位置します。地主階級に属する人々を細分すると上から、バロネット(準男爵)・ナイト(騎士)・エスクワイヤ(郷士)・ジェントルマン(紳士)に分けることができます。

ジョージ4世(George Augustus Frederick)

「ヨーロッパいちの紳士( First Gentleman of Europe )」としても知られるジョージ4世は、芸術や建築の良き保護者でした。しかし、私生活は奔放で、めちゃくちゃでした。 1785年、王太子だったジョージは、ある未亡人女性( Maria Fitzherbert )と秘密裏に結婚しました。しかし夫人がカトリック教徒であったことなどから、この結婚は無効とされました。1795年にキャロ […]

貴族(ピアレッジ / Peerage)の序列と成り立ち

貴族階級とは、国王から「公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵」の称号を授けられた人々を指します。ウィリアム征服王がイングランドを征服した時(1066)、イングランドを荘園(マナー / manors)単位に分割しました。これが、のちに男爵領(バロン / barons)として知られるようになります。

18世紀~19世紀の馬車のスピード

有料化によって道路のコンディションが良くなったおかげで、馬車の移動スピードも向上しました。1750年代には平均時速8キロメートルだった乗合馬車が、1790年代には平均時速11キロメートルで走りました。メールコーチが時速24キロメートルで走行した記録もあります。

リージェンシー・ファッション(摂政時代の装い)

18世紀末~19世紀初頭 フランス貴族をイメージさせる装いを避ける 18世紀末から19世紀初頭のヨーロッパおよび関連する国々のファッションは、18世紀初頭の重厚なコスチュームから解放されて、かろやかな装いが流行しました。というのもフランス革命のあおりで、フランス貴族のようないでたちで出歩くことを好む人がいなくなったからです。また、かつての衣装は社会的地位に左右されるものでしたが、19世紀を迎えるこ […]

イギリスの摂政時代をざっくり

イギリスには「摂政時代 / リージェンシー」と呼ばれる時代があります。精神を患った国王ジョージ3世に代わって王太子ジョージ(のちのジョージ4世)が摂政をつとめたことからこのように呼ばれます。18世紀末~19世紀の初頭で、王朝はハノーヴァー朝(House of Hanover)※にあたります。 優雅に暮せる人々は優雅に暮らし、奔放な王太子ジョージを筆頭に、お洒落なボー・ブルメルや破天荒な詩人バイロン […]

19世紀のイギリス(年表式)

19世紀のイギリスは産業革命によって大きく変化しました。19世紀はじめの国勢調査では全人口の2割だけが都市部に暮らしていましたが、中ごろには全人口の半数が都市部へ移り、20世紀が近づくころには3分の2が都市部へ移住していました。当初は農業が中心の社会でしたが、後半になるにつれ工業が一般的になりました。職人の手で作られていた品物は、機械で造られるようになりました。 扉絵:Victorian Scho […]

摂政時代のファッション雑誌

摂政時代のファッション雑誌3冊を紹介します。GoogleBooksで多くのページを閲覧することができます。またファッション・パレットとよばれる繊細な色付きの挿絵は、ウィキメディアコモンズで閲覧できます。それぞれ各章にリンクを張っているので楽しんでください!

社会階級‐19世紀初頭のイギリス

摂政時代 / リージェンシー(18世紀末~19世紀初頭)の社会の序列構造について書きます。国王を頂点として、支配者層には王族と貴族階級そして地主階級が続きます。「ミドルクラス」という階層は1832年以降に使われ始めました。しかしその実態は19世紀の初頭から存在していました。全人口のもっとも多くを占めていたのは…

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